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謎の多いガラクトース

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4月4日のエントリで糖質について整理したが、ガラクトースについてがいまいち理解できていなかった。

www.penchosan.com

いろいろ調べたのだけど、結局よくわからなかったのだ。先日、こんな記事を見つけたのでメモ。

koujiebe.blog95.fc2.com

記事自体は論文を参考したものだが、要点がまとまっているので引用させていただく。

ヒトが吸収できる単糖には、ブドウ糖、果糖、ガラクトースがあります。
人乳あるいは哺乳類のお乳に、乳糖が含まれていることの意味は何か考えてみました。
乳糖は「ガラクトース+ブドウ糖」で構成されています。

 

エネルギー補給だけならブドウ糖だけでもいいようなものなのに、
ガラクトースが必要なのには、理由があるようです。
乳糖が母乳の糖質の 80% 以上で、全エネルギーの 約38%を占めます。
乳糖以外には微量のグルコース、ガラクトース、種々のオリゴ糖などを含有しています。

 

次に糖鎖について考えてみます。 
「糖鎖」とはグルコースやガラクトースなどの糖が共有結合で連結し鎖状になった分子です 。
糖鎖は、糖転移酵素の反応により多くのタンパク質や脂質に結合し、それらの分子を正しく働 かせるために必要です。
それらの中で、ガラクトース糖鎖は自然免疫のブレーキ的な役割を果たすということがわかってきました。(*)
 
(中略)
 
自然免疫は最前線で活躍してくれていますが、
自然免疫も暴走したら、かえって身体に悪影響がでるので、ガラクトース糖鎖が制御しているものと思われます。
なお、ガラクトースは、急速に発達する乳児の中枢神経系の完成に
重要な役割を果たすとされています。
 
(*)
ガラクトース糖鎖に関しては
立教大学理学部、山本美樹PD、後藤聡教授等のご研究のプレスリリース
「免疫力は糖によって調節される!」
免疫反応の新しい ON/OFF の仕組みを解明
https://www.rikkyo.ac.jp/news/2015/04/16036.html
https://www.rikkyo.ac.jp/news/2015/04/qo9edr000000c13n-att/pic-news140417_002.pdf
を参考にしました。

参考先は2015年の論文でわりと最近のもの。つまりガラクトースの役割はよくわかっていないという事だ。

ポイントをピックアップすると・・・

  • 乳糖が母乳の糖質の80%以上を占める
  • 自然免疫のブレーキ的な役割
  • 急速に発達する乳児の中枢神経系の完成に重要な役割を果たす

乳児にとって重要なのはよくわかったのだが、成人にとってどういう効果があるのかはよくわからない。自然免疫のブレーキ的な役割がメインになるのだろうか。

結局、乳製品が良い悪いの議論につながってしまうのだけど、もう少し調べてみることにしよう。糖質制限もそうだけど、世間で意見が真っ二つに分かれている場合は、自分で判断できるように最低限の知識は必要だと強く感じる。