JAL国内線において、クラスJの料金でファーストクラスの座席を利用できたという話。
そういうケースがあることは知っていたものの、そんな機会には恵まれたことがなかったのだが、運良くチャンスが巡ってきたようだ。
今回はボーイング767-300の機材変更によるもの。767-300は羽田と主要都市(伊丹、新千歳、福岡)を結ぶ便向けにファーストクラスを装備している機材があるが、運用の都合で地方便に使用されることがある。
JALのHP(ボーイング767-300ER(763)/ 機内座席配置)座席表を比較してみる。
- ファーストクラスなし(機材変更前)
- ファーストクラスあり(機材変更後)
ファーストクラスが増えた代わりに、機体中ほどのブロック(15~21あたり)の普通席が減っていることがわかる。
今回のフローを簡単にまとめると
- 機材変更の都合で座席変更した旨の以下の件名のお知らせメールが届く
【JAL国内線】座席変更のお知らせ 〇月〇日 JALXXX便 - 座席変更の内容を確認し、再度、座席指定・変更の画面へ遷移すると・・・
ライトグレーの「▲前方」というボタンが何気なく置かれている。目立たないので最初スルーしまったのだが、意図的に目立たなくしているのだろうか。 - 「▲前方」ボタンを押すとファーストクラスの座席が選択可能になっている。
ちょうどセンター席だけ空いていたので、ありがたく確保。 - あとは座席を確定して完了
あくまで、座席がファーストクラスというだけで、食事などのサービスが付くわけではないが、広いシートに座れて、真っ先に降機できるのだからラッキーというしかない。
ただし、これって知る人ぞ知るみたいな感じで、気付かないとチャンスにも恵まれないわけで。
たまたま発生した席なのだからキャンペーン的な使い方をしても面白いと思う。25歳未満限定で招待するとか、乳幼児連れの中から招待するとか、将来の見込み客のための種蒔きに利用しても良い気がする。
キャンペーンマイルをばら撒いても利用者側は特別な体験が得られるわけではないのだから。