国際線に搭乗する際には、いわゆるオンラインチェックインというサービスが利用できて、空港のカウンターに寄らずに出国手続きに進めるというメリットがある。
オンラインチェックインといっても搭乗券は必要で、以下の3パターンで取得可能だ。
- モバイル搭乗券
- ホームプリント搭乗券(自分で印刷して持参する)
- 空港で受け取る
2019年という時代において下の2つはまず選択肢から外れるだろう。
紙の搭乗券なんて持ちたくないので。もちろん何らかのトラブル時の救済措置としては残ると思うが。
だがしかし・・チャンギ空港でJALはモバイル搭乗券が使えない(2019年4月時点)という事がわかった。
QRコードが表示されない
オンラインチェックインをすると以下のメールが送信されるが、QRコードへのリンクが表示されていない事に気付いた。(日本出発時のメールには当然表示あり)
HPを確認してみると確かに「現在お取り扱いがありません」と記載がある。
しかしこれを現地で気付くのはちょっとなぁ。
数日前に「ご搭乗のご案内メール」を送付されるのだから、そのタイミングで「ご搭乗の便はモバイル搭乗券に対応しておりません」と注意喚起するくらいは対応できないだろうか。
モバイル搭乗券が使えない、旅先なのでプリンタは無い、という事で結局空港のカウンターで搭乗券を発行してもらうはめに。
他の会社の状況
世界1位の空港がモバイル搭乗券未対応ってどういう事?と疑問に思い、念のため他社も確認してみる。
ANA
HPを見てみると、シンガポールは対応している。
ANA国際線の搭乗手続き「オンラインチェックイン」 | ご旅行の準備 [国際線] | ANA
ただ、お知らせに出ているのでわりと最近対応したようだ。(日付は書いてない)
もしかしてターミナル単位で対応状況が異なるのか?(JALはT1、ANAはT2なので)
と疑問に思い、T1発着の会社を調べてみる。
エミレーツ航空
こちらはシンガポールに対応している。
スマートフォンのモバイル搭乗券は、どの空港で利用できますか? | ご旅行の管理 | FAQ Details | エミレーツ航空 日本
ニュージーランド航空
こちらはモバイル搭乗券のならず、ホームプリント搭乗券も不可!
受付可能な搭乗券 - オンライン チェックイン - 空港にて - サービス | ニュージーランド航空- 日本
まとめ
という訳でターミナルは関係なく、航空会社×空港の単位で対応状況が異なるという理解でよいようだ。
疑問が残るのは未対応の理由で、システム対応が追い付かないとか、空港側がモバイル搭乗券の許可を出さないとかが考えられる。
いずれにしてもサービスレベルが路線ごとに異なるのはややこしいので、対応してほしいところ。