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ペンギンと移動が好きなITエンジニアがスマートな生き方を考える

沖縄離島日帰り旅行のススメ。羽田からとんぼ返りで竹富島を巡る

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たまにはもったいことしてもいいじゃない

1年くらい前、仕事で携わっていたプロジェクトが大炎上していて、ようやく本番稼働を迎えて多少の余裕を取り戻しつつあった頃、休日出勤で溜まった振替休日を使うべくメンバーで交互に休暇を取ることに。

さて、心も身体もボロボロの状態。平日のど真ん中にポツンと1日休みが確保できた。

さぁどうする?


そうだ、竹富島へ行こう!


狂っている・・もったいない・・というのがまっとうな意見だろう。

ただ、マジョリティの声は耳に入らない。こういう時はもったいないことをしたいのだ。

今回は羽田空港を起点に竹富島を周遊して約12時間後に羽田に戻ってきたというコースを紹介する。

日帰りで竹富島に行く方法

ここでは前提として羽田空港を起点とする。

なお関西空港や福岡空港起点でも可能だと思うが、竹富島への入り口となる石垣島への到着時間が若干遅めになる。旅行は午前中が命だ。

移動手段

竹富島までに必要となる移動手段は以下のとおり。(太字が実際に選択した手段)

これをうまく組み立てて1日で収まるように計画する必要がある。

  1. 自宅 ⇔ 羽田空港
  2. 羽田空港 ⇔ 新石垣空港(JAL、ANA
  3. 新石垣空港 ⇔ 石垣港離島ターミナル(バス、タクシー、レンタカー)
  4. 石垣港離島ターミナル ⇔ 竹富島(航路)
  5. 竹富島内(徒歩、自転車、巡回バス)

羽田空港 ⇔ 新石垣空港

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フライト

基本的には直行便である以下の2択になるかと思う。(乗継や往復別会社を許容できる場合は他にもパターンあり)

今回はANA利用だったが、体力や方向感覚に自信がない場合は時間に余裕のあるJALをおススメしたい。もしくは6時前に羽田空港に着くのが難しい場合。

会社 便名 羽田 → 石垣 便名 石垣 → 羽田 備考
ANA 89 6:10 → 9:15 92 15:35 → 18:20 12時間コース
JAL(JTA) 071 6:50 → 9:55 076 19:10 → 22:00 15時間コース
運賃

先得やらSUPER VALUEで安く済ませたいところだが、そもそも1か月近く前から予約できるなら日帰りで行かないよねっていう話だ。

ここは株主優待運賃を使うしかない。

これなら前日や当日の天気予報で雲行きが怪しければ、変更やキャンセルができる。天気が悪いとわかっていながら行くという選択肢もアリかもしれないが、日帰りでは罰ゲームに近いものがある。

新石垣空港 ⇔ 石垣港離島ターミナル

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バス

バスの場合は選択肢は2つ。カリー観光バス東バス

基本的にカリー観光がおススメ。

料金(500円)もダイヤもシンプルだし、途中ノンストップなので速い。乗車時間が30分なので計画が立てやすい。 タイミングが合わなかった場合のみ東バスを利用すればよい。

参考までにダイヤはほとんど変わらない。両社とも現金のみ。

  • 新石垣空港の発車時刻
    10(カリー)、15(東)、40(カリー)、45(東)

  • 離島ターミナルの発車時刻
    16(東)、20(カリー)、46(東)、50(カリー)

石垣港離島ターミナル ⇔ 竹富島

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竹富島航路

石垣港離島ターミナルに着いたら竹富島までの往復チケットを購入する(1,330円)。

八重山観光フェリー安栄観光の共同運航なのでどちらかの窓口で買えばよいのだが、どっちでもよいと言われるとちょっと戸惑うかもしれない。双方Edy、WAON、クレジットカード利用可だし、オンライン予約すると5%割引になる点も同じ。

カリー観光のバスで着いた場合は船の発車まで20分程度時間があるはずなので、売店でペットボトルを2本くらいと非常食を買っておくのが良い。

竹富島内

島内の移動は基本レンタサイクル。徒歩でもある程度の散策は可能だが、日帰りなので時間不足になる。体力温存のために電動自転車がおススメ。

電動自転車の扱いがある3社

友利レンタサイクル - 竹富島レンタサイクル・タクシー|友利観光

新田観光WEBサイト

竹富町観光協会| 丸八レンタサイクル

スケジュール

移動手段が把握できたらスケジュール上問題ないか検証する。参考までにJAL利用の時刻も記載した。

移動手段 場所 ANA
12時間コース
JAL
15時間コース
空路 発)羽田空港 6:10 6:50
着)新石垣空港 9:15 9:55
カリー観光バス 発)新石垣空港バス停 9:40 10:40
着)石垣港離島ターミナルバス停 10:10 11:10
竹富島航路 発)石垣港離島ターミナル 10:30 11:30
着)竹富港 10:45 11:45
レンタサイクル (竹富島内観光) (3:00) (6:00)
竹富島航路 発)竹富港 13:45 17:15
着)石垣港離島ターミナル 14:00 17:30
カリー観光バス 発)石垣港離島ターミナルバス停 14:20 17:50
着)新石垣空港バス停 14:50 18:20
保安検査場通過リミット 新石垣空港 15:20 18:55
空路 発)新石垣空港 15:35 19:10
着)羽田空港 18:20 22:00

竹富島の観光時間は半日あれば十分と言われているので、「3時間あるのでまぁいいか」というノリで決行することに。

当然バッファがほぼ無いので、遅延した際にはタクシー利用や食事時間をカットする覚悟が必要。帰りの船の時間は絶対厳守しなければならない。仕事でこんなスケジュール組んだら破綻するだろう。

ちなみにJAL利用だと観光時間が6時間もあるが、多すぎる可能性はあるので、離島ターミナル周辺や空港内で時間を使えばよいかと。

竹富島での行動

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船で竹富島に着いたら観光会社が送迎バスで待機している。前述の電動自転車を保有している会社を見つけて「電動ありますか?」と聞けば電話で在庫を確保してくれる。

島内のルート

友利レンタサイクルを起点としたルートの一例。実際にこの通りに走ったかというともっとウロウロさまよったのだが、だいだいこんな感じだ。島内は狭いので、順番やルートはそこまでこだわらなくてよい。

現地では観光マップとGoogleマップの併用をおススメする。観光マップだけだと現在地と距離感がわからないので。

取捨選択は必要

自転車のペースにもよるが、島内の滞在時間が3時間だと以下は取捨選択になると思うのでお好みで。(いずれも30分前後)

  • アイヤル浜
  • 水牛車に乗る
  • 昼食

今回はアイヤル浜を選択。水牛車は見れればよい、昼食は空港で食べるので。

アイヤル浜

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いきなりだが、ここは行くべきかどうか悩ましいところだ。

景色はとても綺麗なのだが、地図を見てわかる通り遠すぎるのだ。途中の道が砂利道でスピードが出せないので、島の中心部から20分くらいかかった気がする。観光マップでも積極的にはアピールされていない。それゆえ人がほぼいないので、この景色を独占できるというメリットはある。

綺麗な海岸は他にもあるので、竹富島が初めての場合はスキップしてもよいかもしれない。

竹富港とビジターセンター

船の到着時は乗客や観光会社でごった返している。時間差でタイミング良くここに戻ってくると恐ろしいほど静かな港だということがわかる。すぐ近くに竹富島ゆがふ館という名称のビジターセンターがある。

西桟橋

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竹富島の必須スポット。本記事トップの写真の桟橋を先端まで行ったのが上の写真。もちろん水につかることもできる。タイミングが悪いと人だらけなので、ランチタイムが狙い時かもしれない。上の写真は12時半くらいに撮影したもの。

コンドイビーチ

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白い砂が綺麗な海水浴のポイント。干潮時は先まで歩いて行けるようだ。時間があれば行きたいところだが今回は見るだけに。

カイジ浜(星砂の浜)

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「星砂の浜」という通称の通り星の形をした砂が見つかる。コンドイビーチのようなサラサラした砂浜ではないが、木陰があるので休憩にはちょうど良い。残念ながら砂の写真は撮ってなかった・・

集落地

ビーチの写真ばかりになってしまったので、集落もいくつか。

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竹富小中学校

校門がとても華やかで思わず立ち止まってしまう。

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水牛車

アイヤル浜をスキップした場合はこちらを選択してもよい。

竹富観光センター新田観光の2つがある。写真は竹富観光センターのもの。

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水牛「あ~しんどい。もう眠たいわぁ~」

竹富郵便局

建物、看板、ポスト、シーサーといろいろ良い味を出している。

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なごみの塔、星見石

なごみの塔は残念ながら立入禁止の状態。老朽化が原因のようだが、観光客の殺到による危険回避が真実だろう。

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あかやま展望台

なごみの塔に登れない代わり(?)にあかやま展望台(100円)から集落地を一望できる。

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パーラーぱいぬ島

今回は時間の都合上昼食をカットしたのだが、小腹が空くのでかき氷をいただく。

写真はエメラルドパイン味。

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帰路につく

飛行機の時間から逆算したとおり帰りの船は時間厳守なので、レンタサイクルは余裕を持ってちょっと早めに返しておく方がよい。帰りも竹富港まではバスで送迎してもらえる。

新石垣空港まで着けばひと安心。

定刻通りなら保安検査場の通過リミットまで30分近くあるはず。

食事をする、お土産を買う、スタバのコーヒーで寛ぐ、ミルミル本舗のジェラートを食べる、展望デッキで飛行機を眺める・・・と時間内で空港を満喫するしかない。(全部は無理だろうけど)

飛行機が無事に飛び立ったら、心地よい疲労感に包まれてまぶたが重くなるだろう。

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まとめ

この旅では無事に日没前に羽田空港に戻ってくることができた。

帰ってきて感じたことは、普段の生活では味わえないほど密度の濃い12時間だったということだ。

事前に準備したのは移動手段の時刻を確定しておいたぐらいで、現地の情報はほぼ往路の飛行機内で調べていた。旅行中は終始時間との戦いで余裕はまったく無いので正直、万人にはおススメできる訳ではない。

だが、帰りの新石垣空港に着いた時の安堵感と達成感と言ったら、それは気持ちの良いものだった。

限られた時間内でやるべきことのみに集中する。

働き方改革ってこういうことだな。と強く感じて次の日も仕事に向うのであった。

次行くときは「星のや竹富島」に泊まるさ。

お題「もう一度行きたい場所」