フィットネストラッカーである「Fitbit Charge 3」を使用しているのだが、先日充電ができなくなって修理を依頼した。結果、無事に戻ってきたのだが、今までの睡眠時間を確認してみて改めて認識する。7時間寝るという難しさを。
Fitbitが充電できなくなった
ここは個人的な記録として残しておくので、読み飛ばして頂いて構わない。Fitbit所有者の中には同様の症状を経験している人もいるのではないだろうか。
Fitbit Charge 3の充電方法
写真左のクリップ型の充電ケーブルを、写真右の本体にカチッと挟んで充電する。


本体の左側にある3つの金属メッキ部分に電気が流れるのだが、腕と接する部分のため汚れやすい。これが原因かどうかはわからないが、充電ケーブルを嵌めても本体が反応しないという状況がしばしば発生していたのだが、ある時から全く反応しなくなったのだ。
本体の再起動や接点部分の汚れを取り除くなどは実施したものの状況は変わらず、仕方ないので修理に出すことに。
ビックカメラへ持ち込み修理
Fitbit Charge 3の発売日は2018年11月6日。発売してすぐにビックカメラで購入したので基本的にメーカ保証期間内のはず。
限定製品保証
Fitbitは当初購入者に対し、当該FitbitブランドのデバイスおよびFitbitブランドのデバイスアクセサリ(総称して、本「製品」)が通常の使用方法では、購入日から1年間、材質および仕上がりに欠陥がないことを保証します。
出典:https://www.fitbit.com/jp/legal/returns-and-warranty
以下の3点を持ってビックカメラへ持ち込み修理を依頼した。
- 購入時のレシート
- 保証書貼付用のレシート
- 本体と充電ケーブル
ちなみにFitbitには保証書というものが存在しない。かといってシリアルナンバーでオンライン管理されているかというとそうでもない。なので購入時のレシートは必ず必要になる。
1週間ちょっとで連絡あり
持ち込みして8日後に、ビックカメラから修理完了との連絡があり引き取りへ。
対応結果は「充電ケーブルは問題ないが本体側に不具合があり本体交換しました」とのこと。
手元に戻ってきたのは全くの新品(リフレッシュ品かもしれない)で、充電ケーブルも純正バンドも交換された状態。バンドがボロボロだったので、ありがたいといえばありがたいのだけど。
再発防止策
原因が「本体側の不具合」っていう表現だけだとユーザとして今後どういう点に気を付ければよいのかわからないんだけどな。遠まわしにそれを伝えたいのかわからないが、修理明細と一緒にこんな紙を渡された。
定期的なお手入れはよいとして、気になるのは以下の記載。
パソコンのUSBポートまたはUL規格認定済みのUSB充電器をご利用いただけます様お願い致します。上記の方法以外で充電を行うと、強い電流が流れるなど、端末の電子回路に影響を及ぼし充電の持ちが悪くなってしまったり、予期せぬ不具合発生の原因となる可能性がございます。USBハブまたは電池パックを充電に使用するのはお避け下さい。
パソコンのUSBポートでは充電しないし、普段使っているエレコムの充電器にULマークは付いてない。そもそもULマークは米国輸出品には必須だが、日本企業が国内向けに販売する製品には付ける必要がないようだ。なおAnkerの充電器を見たらULマークが付いていた。
おそらく強い電流っていうのがポイントなんだと思うのだけど、最近の充電器は接続機器を自動判別をして充電しているか大丈夫なんじゃないだろうかと。このあたりが非常にモヤモヤしている。
Fitbitが戻ってきたので改めて睡眠時間を考える
7時間以上の睡眠が必要
前置きが長くなってしまったが、修理に出している間にこんな記事を見かけたので気になっていたのだ。
「7時間以上の睡眠は健康に良い影響を与える」とか「6時間以下の睡眠は徹夜するのと同じだった」みたいな研究結果が出ていると。
まーわかっちゃいるけど、ついつい起きてしまうのが現代人。
Fitbitは睡眠時間が記録できるので、今までの睡眠時間を改めて確認してみたのだけど、7時間以上の睡眠は週末しなかなく平日はだいたい6時間前後だ。週末に寝てしまうってことは、結局平日のサイクルで疲れが取れていないということだし、日曜日の夜に眠れなくなって月曜日に体調が悪いというお決まりパターンになってしまう。
そう考えると平日の睡眠時間をいかに確保するかというのが重要になる。
7時間以上の睡眠時間を確保するには
ここで過去のデータを見て、7時間ぐらい睡眠が取れたデータを確認してみる。ちなみにFitbitの睡眠時間は「目覚めた状態」をカウントしない。
人は無意識のうちに夜間に目覚めており、その状態は一晩あたりの睡眠の10〜15%に相当する平均55分にもおよんでいる。短時間の目覚めは健全な睡眠サイクルを構成する正常な要素である。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000018554.html
つまり7時間眠るためにはそれより多い8時間近く確保する必要があるということ。
普段は6時起床なので若干寝坊パターンではあるのだが、これをベースに考えるともう少し早く22時ぐらいに就寝して6時に起床するパターンが理想的なのだろうと思う。
さて、毎日22時に寝ることができるだろうか?
即答でイエスと言える人は少ないかもしれない。毎日22時に寝るために何ができるかというと無駄なことを減らして、他の活動を前倒ししていくしかない。逆算していくと19時ぐらいには食事を済ませたいところだ。
22時:就寝 21時~:風呂、歯磨きなど 19時~:食事
テレビは1時間単位で時間を奪われるのでほぼ見ないようにしている。食洗器があるので食器洗いは不要。掃除はルンバ&ブラーバがメイン。可能な部分は結構削っていると思うのだけど・・・
眠りに着くのを妨げるという観点でいえば就寝前のスマホがよくないというのはあながち嘘ではなさそうだ。自分の場合は明らかに脳が活性化していることを感じる。21時以降は見ないようにすべきかもしれない。
既に実践済みだが、コーヒーもカフェインの持続時間が3~4時間あるらしいので夕方以降は飲まないようにしている。飲むならカフェインレスコーヒーがよい。
プライベート時間を削るのは限度がある
上記のような生活を都市部で仕事をしながら実現できるかというとそれなりに難易度が高いのは間違いない。「仕事が安定していれば」という大前提が立ちはだかる。通勤と残業で時間を消耗しているようでは健康とは程遠いということかもしれない。
働き方改革も「残業を減らそう」と言うより「睡眠時間を増やそう」というアプローチの方が良いのでは?
まとめ
今すぐできることと言えば就寝前のスマホをやめることだろうか。時間を圧縮するというよりも入眠をスムーズにして睡眠時間を実質的に増やすという目的だ。
他にもあれこれ考えたけど抜本的には働き方の問題というゴールにしか辿り着かない気もする。田舎に行けば17時台の夕食はあたりまえで22時に寝ることに何の障壁もないのだから。都心はやること多すぎる。