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JALの怒涛のプレスリリースを追いかける(その2アプリ編)

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2019年7月第3週。ここ数日でJALが連発しているプレスリリースをチェックしていく。第2弾は7月22日にアップデートが開始されたJALアプリについて簡単にチェックしてみる。幸い自身の2台目のスマホが自動アップデート設定になっていなかったので、旧バージョンとの比較という観点も含んでいる。

「JAL」アプリ刷新

press.jal.co.jp

これまでのアプリでは、ご搭乗に必要な情報や運航状況をお客さまご自身で検索していただくなど、情報にたどり着くまでに複数のアクションが必要でしたが、リニューアル後はご予約便の必要な情報を適切なタイミングでホーム画面に自動表示するなど、飛行機のご利用がより便利になりました。

リニューアルのポイントは以下の2点となっている。

  1. ご搭乗に必要な情報が一目でわかるホーム画面
  2. ご予約確認画面に新機能が追加

つまり変更された箇所は「ホーム」画面と「予約確認」画面だ。ただ実際に予約を入れてみたが、他にも若干の変更は見られる。微々たる変更なので特にアナウンスはしないということだろうけど。

1.ご搭乗に必要な情報が一目でわかるホーム画面

羽田ー伊丹便を予約した後の状態を新旧で並べてみた(左:リニューアル後、右:リニューアル前)

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余談だが、JALには会員ステータスというのがあって、サファイアというステータスなのだが、サファイア感がほぼ感じられないカラーになってしまった。Excelのセルを塗りつぶしたようなイメージだ(笑)。

順当進化のホーム画面

旧アプリの方は、開いた瞬間に見えるのはメニューだけで、情報がほぼ表示されない(マイルだけ)。新アプリの方はFOPというステータスポイント、搭乗回数、直近の予約情報が表示されるようになった。出発後は機内WiFiへのショートカットボタンも表示されるようだ。ホーム画面は全体的に順当進化と言ってよいだろう。

そういえば、旧アプリの「富士山どっち?」は消えてしまったのだろうか?

もうひとつホーム画面で気になるのは「その他」のメニュー。旧アプリでは左上の三本線(俗に言うハンバーガー)だったものが、右下に移動した。好みの問題ではあるが、個人的には旧アプリのようにスライドしてメニューが出る方が好みだ。新アプリは画面の切り替わりが発生する。時間的にはほぼ変わらないけど体感的にワンテンポ増えている気がするのだ。

操作が増えた予約画面

アナウンスはされていないが、予約画面が変更されている。

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どういう背景かはわからないが、新アプリの方が選択項目が増えている。

  • 往復、片道の選択肢が増えた
  • クラス(普通席、クラスJ、ファーストクラス)の選択肢が増えた

片道/往復は旧アプリでは意識しなくてよかった。1つの予約の中で便を追加することで往復を実現していたからだ。新アプリではどちらかの意思表示を迫られるわけだ。3路線で乗り継ぐ場合などもあると思うが、そういう場合は旧アプリ同様、片道で予約して便を追加することは可能。

個人的には往復を前提としたレイアウトはあまり好きではないのだが、おそらく片道だけ予約して往復予約したと思い込んでしまう人が一定数存在するんだろう。

もう一方のクラスの選択。こちらも間違えて予約する人がいるのだと想定する。便の選択画面で簡単にクラスの変更は可能にもかかわらず、事前に意思表示させるのはそういうことだ。

ある意味仕方がないけど、そもそも自分がどのクラスを選択しているのか便の選択画面(下記参照)では判断しづらいのではないだろうか。クラスごとに背景色を変えるとか間違えが発生しない対応も必要だと思う。

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2.ご予約確認画面に新機能が追加

こちらはプレスリリースの画像を転載させていただくが、予約~搭乗日、搭乗2時間前~、搭乗後のタイミングに応じて天気や施設情報、交通情報などを表示するというもの。

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ホーム画面の情報量が増えたということは、予約確認画面へのアクセス頻度は減るはずなのだが、こちらも機能を強化するという。便利になるのは結構だが、シンプルにしたいのか機能を盛りだくさんにしたいのか方向性がよくわからない。そして到着後に予約確認画面なんてほぼ見ないので、ホーム画面からアクセスできる方がありがたい。

追加情報(2019年7月26日)

国内線の機内Wi-Fiに接続する際、Gogoアカウントに登録したメールアドレスとパスワードが必要だったが、メールアドレスのみで接続可能になるとのこと。

travel.watch.impress.co.jp

メールアドレスだけ入力という所にちょっと引っ掛かってしまった。メールアドレスなんてアプリで記憶しておけばよいし、むしろパスワードを毎回する方が多少なりとも安全なのではと思ってしまった。Gogoアカウントのパスワードなんて、ここで使わなかったらどこで使うのだろうか。

もっと本質的なことを言えば、接続サービス事業者であるGogoのアカウントを乗客に作成させるのではなく、JMB(JALマイレージバンク)のお得意様番号とリンクさせて自動で接続できるようしてほしいと思う。仮にJALとGogoの契約が切れた場合、乗客にまた別のアカウント作成を強いることになる。

以前のエントリでも書いたが、JALはアカウントが多すぎてもはや管理できないレベル。

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今回のリリースでちょっと楽になったのはよいと思うが、JALのシステムの本質的な問題点ではないだろうか。

まとめ

全体的に辛口評価になってしまったけど、致命的な改悪があるわけではないので、個人的にはそんなに気にしていない。むしろ試行錯誤しながらどんどん進化させてほしいし、今のJALはそれが可能な社風だと思っている。少なくとも利用者から見ればそう見える。国際線やツアーの予約機能は順次アップデートするとのことなので、引き続き注視していこう。

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