夏休み期間中の影響だろうか、2019年4月にいくつか書いたシンガポール関連のエントリへの検索流入が増えている。今回は、お土産で買ったものの記事にしていなかったTWGについて書いてみようと思う。しかもTWGの数ある種類の中のひとつである「BREAKFAST QUEEN TEA」について。
TWG
TWGについて細かい説明はしないが、シンガポールで定番のお土産と言われている2008年に設立されたティーブランドで、数多くの茶葉を取り扱っている。もはや何種類あるのかは把握できないが、800種類以上あるとか。公式HPに写真付きのカタログがあるのだが、下までスクロールする気が起きないほどだ。
Loose Leaf Tea - High Quality Whole Leaf Teas | TWG Tea
BREAKFAST QUEEN TEA
BREAKFAST QUEEN TEAについて簡単に説明しておこう。
- 「紅茶」ではなく「緑茶」である
- よく見るティーパック(黄色い箱のパッケージ)は存在せず、缶のみ
- 価格:37.38 SGD(※2019年4月、チャンギ空港内で購入した時の価格)
説明というより注意点だが、いわゆる「紅茶」を求めている人はそもそも対象外になるのと、黄色い箱をいくら探しても見つからない点、価格は変わっている可能性がある点は要注意。


甘いレモンと、高貴なバラのほのかな香りが繊細に調和した爽やかな緑茶が、感覚を呼び覚まします。優しい目覚めをもたらす一杯です。
さて、数ある種類の茶葉からなぜこれを買ったか?
・・・特に深い理由はない(笑)。直感。数百種類もの中からひとつを選び出す場合は直感に頼るしかない。(ちなみに定番を除外するという条件は付けていた)
まあ、強いて挙げるならこんなところだろうか。
- よくわからないネーミング
- パッケージの色
- レモンが好きだから
ティーパックがラインアップされていないので、定番商品ではないと想定できるのだが、「QUEEN」の名が付いているところが不思議だったりする。
開封して飲んでみる
パッケージにはユニコーンが描かれている。缶を開けると、当然ながらレモンの香りが心地良い。「甘いレモン」と謳っているのはあながち間違いではなく、香りだけで甘さを感じてしまうのは確かだ。別にはちみつが入っている訳ではないけど、くまのプーさんが喜びそうな香りだと思う。
お湯を注ぐと、やはりこれは「緑茶」なんだなと再認識する。実際に口にしてみると、爽やかな香りは健在。一方で、味そのものは強い主張するわけではなく、むしろ日本茶に比べるとかなり控え目な気がする。
飲んだ後は、結構長いあいだ口の中に爽やかさが残るので、この感覚が目覚めにはちょうど良いのかもしれない。
ということで、「BREAKFAST QUEEN TEA」は爽やかな気分でスッキリ目覚めたい場合、そして柑橘系が好きな場合にはおススメ。
BREAKFAST と名が付くもの
余談だが「BREAKFAST」と名が付くものは他にもこれだけある(公式HPより)。すべてが「QUEEN」のような爽やか系という訳ではないようなので、複数買ってみて飲み比べてみるのも面白いかもしれない。
- Breakfast Earl Grey
- Breakfast King Tea
- Breakfast Yuzu Tea
- Breakfast Zulu Tea
- English Breakfast Tea
- London Breakfast Tea
- Mediterranean Breakfast Tea
- New York Breakfast Tea
- Paris Breakfast Tea
- Royal Breakfast Tea
- Russian Breakfast Tea
- Singapore Breakfast Tea
- Tsar Breakfast Tea
- Valentine Breakfast Tea