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羽田空港と周辺跡地の再開発エリアを散策する(2019年8月)

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8月の最終週、いつもの羽田空港周辺の観察へ。8月は周辺エリアに関連する2つのニュースが発表されたので、内容の確認を含めて実際に目で見てみよう。オリンピックまで1年を切っているので、新しい情報が次々と出てくるだろう。

2つのニュース

1.HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)

travel.watch.impress.co.jp

羽田みらい開発は、2020年夏ごろの開業を予定している「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)」について、施設名称を「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」に、略称を「HICity(エイチ・アイ・シティ)」に決定したことを発表した。

今まで、第1ゾーン、第2ゾーンと呼んでいた場所の名称が決定したというニュース。この手の名称は言いやすくて覚えやすい造語などを使う場合が多いが、羽田イノベーションシティとは、えらい直球で来たなという印象。略称のエイチ・アイ・シティも「ハイシティじゃないの?」とちょっと突っ込みたくなる。そうなると略称なしで「羽田ハイシティ」でよかったのもしれないが。

まあ「高輪ゲートウェイ」と同じようにそのうち慣れるだろう。

第1ゾーンの開業時期

気になったポイントは、2020年に第1ゾーンがどこまで開業されるのかが公表されたこと。下記は公式HPからコンセプトブックに記載されているマップに赤線を引いたもの。赤線の右側(東側)は2020年開業で、左側(西側)は2022年開業とある。

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出典:https://haneda-innovation-city.com/assets/img/pdf/concept_book_web.pdf

2020年の何月とは書いていないので、右側すべての開業は年末まではかかると見た方が良いだろう。つまり、オリンピック開催時にはまだ中途半端な状況かもしれない。この中に日本文化発信施設というのがあるので、間に合わせてくるかと思っていたが、もしかすると右側エリアの中でも部分開業なのだろうか。

2.羽田連絡道路の開通延期(2020年内から2020年度内へ)

travel.watch.impress.co.jp

神奈川県川崎市は8月23日、川崎市の殿町地区キングスカイフロントと羽田空港国際線ターミナル近隣の羽田空港跡地地区(東京都大田区)とを橋梁で結ぶ「羽田連絡道路」の事業進捗について発表し、当初予定していた2020年内の開通を、2020年度内開通へと計画を変更した。
(中略)
2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでの開通を目指していたが、河口部における土砂の堆積があったことや、台風襲来などによる作業の中断、地盤の影響による橋脚基礎打設の施工効率低下などにより工事に遅れが生じ、2020年度内開通へ計画を変更した。

ここ数か月、ずっと橋脚の建設中だったという認識だが、いろいろと問題が出ていた模様。正直、この橋は観光客をターゲットにはしておらず、空港と臨海部の工場などを結ぶためのショートカットという位置づけのはずなので、今回の遅延によるインパクトはちょっと見えにくい。

今回のルート

さて、前置きが長くなったが、今回は7月と同じ天空橋起点のルート。

なお、国際線ターミナルの確認後に、シャトルバスで国内線ターミナルへ移動している。

再開発エリア

第1ゾーン(羽田イノベーションシティ)周辺

A地点付近(天空橋駅)

こちらは着々と骨組みが出来ていっている。

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B地点付近(羽田イノベーションシティ南側)

このあたりは相変わらず白い仕切りが建てられている。

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工事車両用の出入口から羽田イノベーションシティを見る。7月に見たときは「Cゲート」の部分に道路看板用の支柱があったのだが、取り外されたようだ。

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C地点付近

新たな動きとしては、この辺り一帯の堤防工事が始まっていた。

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環状八号線との交差部分から東側(ソラムナード方向)を見る。

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D地点付近

ソラムナード羽田緑地入口付近から西側

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こちらは東側。ぱっと見だとわかりにくいが、アプローチ部分は進んでいる模様。

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E地点付近

遅延していると言われる羽田連絡道路の橋脚部分。こうして見ると着々と進んでいるように見えるが、土砂の堆積はさすがに見えない。時間があれば川崎側から見てみようと思う。

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ホテルは外観がほぼできているので、今回は詳細な写真はパスした。

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羽田連絡道路へのアプローチ部分(東側)。

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F地点付近

ソラムナード羽田緑地の東端部分は完成している模様。

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ホテルは表側(海側)ばっかり見ていたのだが、ターミナル側も外壁はできている。

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堤防工事自体はさらに東側まで続いている。

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空港ターミナル

国際線ターミナル

2か月ぶりのこの場所。ガラス張りがだいぶ進んでいて、一時駐車スペースの屋根もほぼ完成している。

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こちらは展望デッキ側から。工事の足場が解体されているのでもう少しだろうか。

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国際線搭乗ゲート増設部分。シート覆われていたのだが、外されて中がちょっと見えるように。

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ちなみに、定点スポット(WE ARE TOKYO)は前回と同じでひまわりだった。

国内線第2ターミナル(T2)

T2といえば、国際線用の拡張部分が気になるが、残念ながら詳細が把握できる場所が見当たらないので、展望デッキの南端から確認するしかない。

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T2の名物、同じデザインの飛行機が密集している光景。ついつい見入ってしまう・・・。

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国内線第1ターミナル(T1)

T1は全体的にリニューアル工事が進んでいて、B1階は7月は工事中だったが完成に近づいているようだ。トイレがまだ若干工事中。

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月の塔(北ウィング側)から中央案内カウンター方向を見る。工事用の囲いが外れて元通りスッキリ。

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まとめ

今回、名称発表された羽田イノベーションシティだが、羽田空港跡地第1ゾーンと呼ばれるうちの「第1期事業地」に過ぎない。第1ゾーンはまだまだ範囲が広く、完成イメージ図を見ても空き地が残っている。以前のエントリにも記載したが、第1ゾーンは国際戦略総合特区と呼ばれる外国企業を誘致するためのエリアである。今後このエリアはどうなっていくのか、少し考えてみることにしよう。

シリーズ

羽田空港と周辺跡地の再開発エリアを散策する(2019年7月) - flying mofu

羽田空港と周辺跡地の再開発エリアを散策する(2019年6月) - flying mofu

羽田空港跡地の再開発エリアを散策する(2019年5月) - flying mofu

羽田空港跡地の再開発エリアを散策する(2019年4月) - flying mofu